ノンフィクションフィクション

数年前から二日に一度、今では七日に一度、あるおじさんから電話番号で送受信できるメッセージをもらっている。たが、一度も返したことがない。 はじめてのメッセージは、五.六年前。「久しぶり」から始まった長文の内容がわたしの元へ届いた。 受け取った当…

プレゼント

むかしからプレゼントが好きだ。 とくに、贈りものの包装は、こころが踊る。よそいきのワンピースのようで、カメラのシャッターを切りたくなる。何枚も。 この一瞬の高揚こそが、着飾らせたプレゼントのピークであり、プレゼントを着飾らせる理由でもある。…

性と性のあいだ

幼稚園の頃、女の子と性的な体験をした。 年齢が年齢なので恋愛感情はなく、本能的、動物的なものだったのかな、と、今だから思ったりもするが、正直あまり分からない。 彼女の家の二階にある、親も大人も誰もいない、六畳にも満たない小さな部屋。 今日最後…

スイカのお手伝い

はじめてスイカのお手伝いに行ってきた。 朝の二時間だけ。日頃の運動不足解消にもなっていいし、それ以上に、面白そうだから行くことにした。 わたしのお手伝いのイメージは、畑で麦わら帽子をかぶり、こまめに麦茶を飲みながら、小ぶりのスイカを収穫する…